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マカオ、2026年上半期の訪問者数2,100万人達成へ順調に推移

Ansh Pandey
執筆者 Ansh Pandey
翻訳者 Hanako Takagi

マカオの治安警察局が公表した数字によると、2026年上半期にマカオを訪れた旅行者数は約2,094万人となり、前年同期比で約9%増加しました。

この数字は、マカオの国境検問所における旅客の流れの改善をテーマとした地域諮問委員会の会合で示されました。正式な統計はまだ公表されていないものの、今年上半期を通じて観光需要が引き続き堅調であったことを示しています。

当局は会合で、特に中国・広東省珠海市との主要な陸路国境における旅客数の増加へ、より効率的に対応する方法について協議しました。これらの検問所は現在もマカオへの入境者の大半を受け入れており、国境管理における重要な拠点となっています。

中国本土が引き続き最大の市場

警察は訪問者の出身地に関する詳細な内訳を公表しませんでした。しかし、中国本土は引き続きマカオ最大の訪問者市場であるとみられており、近年は一貫して全訪問者数の70%以上を占めています。

また、季節要因も上半期の観光を後押ししました。春節や労働節(メーデー)の大型連休には例年、中国本土から多くの旅行者がマカオを訪れ、年初数か月間の訪問者数増加に大きく貢献しています。

非公式の数字に基づくと、6月の訪問者数は約280万人だったと推定されています。依然として高い月間実績ではあるものの、2025年6月に記録した289万人をやや下回りました。2026年6月および上半期全体の正式な観光統計は、今月後半に公表される見込みです。

これまでに発表された公式データでも、堅調な回復基調が示されていました。1月から5月までの訪問者数は1,814万人に達し、前年同期比11.1%増となりました。この増加の大部分は日帰り旅行者によるもので、同期間の日帰り旅行者数は1,125万人と前年から17.6%増加しました。宿泊客も増加したものの伸びは比較的緩やかで、同期間に2%増の689万人となりました。

ゲーミング収益にも注目

今回の数字は、マカオがアジア有数の観光・ゲーミング都市として回復を続けていることを裏付けています。訪問者数の増加は、ホテル、レストラン、小売業、そして統合型リゾート運営会社にとって引き続き重要であり、これらはいずれも観光需要への依存度が高くなっています。

一方で、訪問者数の増加が必ずしもカジノ収益の増加に直結するわけではありません。過去2年間の業界データでは、訪問者数全体は増加を続けている一方で、訪問者1人当たりのゲーミング収益は変動しており、旅行スタイルや消費行動の変化が反映されています。近年の成長は、高額ゲーミング利用者だけでなく、レジャー目的の旅行者やファミリー層による需要が中心となっています。

それでも、訪問者数の増加はマカオの観光経済にとって前向きな基盤と受け止められています。今月後半に上半期の公式統計が発表される予定であり、業界関係者は、夏の旅行シーズンのピークに向けて好調な訪問者数が維持されるか、そしてそれが市場全体のゲーミングおよび非ゲーミング部門の業績にどのような影響を与えるかを注視しています。

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