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ブラジル、韓国を破り3度目の世界テコンドー王者に

Julia Moura
執筆者 Julia Moura
翻訳者 Hanako Takagi

ブラジル、再び歴史を刻む!ブラジルのテコンドーチームが、中国・無錫で開催されたワールドテコンドー ワールドカップ団体選手権で優勝を果たした。決勝では、テコンドー発祥の地である韓国代表を相手に2–0で勝利を収めた。

この勝利により、ブラジルは3度目の世界王者としてテコンドー界における地位を再確認した。代表チームはすでに勢いに乗っており、数日前の個人世界選手権では金メダル2個と銅メダル2個を獲得していた。そして今回、国別で最も重要とされる団体戦でも頂点に立ち、ブラジルは見事に世界一の座を手にした。これで2023年、2024年に続き、3年連続でのタイトル獲得となる。

団体戦の仕組みは次の通りである。各国の対戦は3分×最大3ラウンドで構成され、2ラウンドを先取した国が勝利となる。ラウンド中は選手が頻繁に交代しながら戦う。スコア上、最も高得点となる技は頭部への回転蹴りで、5ポイントが与えられる。決勝までの道のりで、ブラジルは準々決勝でカザフスタン、準決勝でウズベキスタンを破った。韓国との決勝では、第2ラウンドをラスト1秒で決めた一撃で制した。

ブラジル代表チームと主役たち

決勝でのブラジル代表チームのラインナップは以下の通り:

  • マリア・クララ・パシェコ(個人世界チャンピオン)
  • エンリケ・マルケス(個人世界チャンピオン)
  • エジバル・ポンチス(世界選手権銀メダリスト)
  • ミレナ・ティトネリ(世界選手権銀メダリスト)
  • パウロ・リカルド
  • アリフ・バレット

彼らは単なる「良いチーム」ではなく、すでに世界の舞台でその実力を証明した選手たちだ。ブラジルにとって、伝統的なテコンドー強国である韓国を打ち破ることは非常に大きな意味を持つ。

なお、この団体戦は公式のオリンピック競技ではないものの、2024年パリ五輪でエキシビション種目として披露されており、メダルにはカウントされなかった。それでもこの形式の大会は国際テコンドー界において極めて重要であり、各国の代表チームの「実力の見本市」として機能している。

団体戦がまだオリンピック競技として採用されていないとはいえ、このような勝利はブラジル国内での競技の地位を高め、スポンサーシップ、メディア報道、そして制度的支援の拡大につながっている。

この物語の主役たち

ワールドカップ団体選手権3連覇を達成したブラジル代表チームは、世界屈指の実力を誇る選手たちで構成されており、彼らの多くは長年にわたり国際大会で共に戦ってきた仲間でもある。

例えばマリア・クララ・パシェコは、世界テコンドー界で最も有望な選手の一人だ。セアラー州出身の彼女は10代の頃から才能を発揮し、2024年には女子62kg級で個人世界タイトルを獲得。アジア勢が長年支配してきた階級でブラジルを頂点に導いた。今回の無錫大会でも準決勝と決勝で重要なポイントを挙げた。試合の展開を読む速さと、得点価値の高い回転蹴りの精度が勝因となった。

もう一人の注目選手はエンリケ・マルケス。2025年の個人世界選手権で金メダルを獲得し、「ネチーニョ」ことエジバル・ポンチスの後継者として期待されている。

エジバル・ポンチス(ネチーニョ)は代表チームのベテランであり、このブラジル世代の象徴的存在だ。2025年の世界選手権で銀メダルを獲得し、2020年東京五輪にも出場している。

またミレナ・ティトネリも欠かせない存在だ。2019年にブラジル女子として初の世界選手権メダルを獲得し、東京五輪にも出場した。

ブラジル代表チームのテコンドー史

今回の2025年の偉業は偶然の産物ではない。ブラジルテコンドー連盟(CBTKD)が長年にわたり国際交流やチーム強化に投資してきた成果である。

2023年、ブラジルはメキシコ・カンクンで開催された大会で初の世界団体タイトルを獲得し、決勝で韓国を破るという衝撃的な結果で世界を驚かせた。当時、この勝利は「歴史的」と評され、アジア勢の10年以上にわたる支配を終わらせた瞬間となった。

2024年にはサウジアラビアで再び偉業を達成。その年はミレナ・ティトネリがトルコ戦で勝利を決める活躍を見せた。

そして2025年、中国・無錫に到着したブラジルは、すでに「優勝候補」として見られていた。数年前には考えられなかった状況だ。それでもアジアの地で韓国と対戦することは大きなプレッシャーであった。2–0という完勝でタイトルを守った今回の勝利は、単なる防衛ではなく、ブラジルが「世界テコンドーの新たな中心」であることを決定的に示すものだった。

この世界団体戦3連覇(トリカンペオナート)は、ブラジルをかつてない高みに押し上げた。これまで、アジア以外の国で3大会連続優勝を成し遂げた国は存在しなかった。

この記事は2025年11月7日にポルトガル語で初公開されました。

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