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GST引き上げを受け、デルタ・コープがゴア州でのカジノ事業を停止

Anchal Verma
執筆者 Anchal Verma
翻訳者 Hanako Takagi

Delta Corp Limitedは、インドにおけるカジノ産業が増税の影響を受ける中、The Zuri White Sands Goa Resort and Casinoでのカジノ事業を閉鎖すると発表した。閉鎖は2026年1月9日付で実施される予定で、昨年導入された物品・サービス税(GST)の税率引き上げに伴い、事業者が対応を迫られている流れの中での大きな転換となる。

カジノ事業は2026年1月に終了

木曜日に提出された規制当局向けの届出で、Delta Corpは、完全子会社であるDelta Pleasure Cruise Company Private Limitedが、ゴア州サルセーテのペッダ・ヴァルカに位置する「Deltin Zuri」での事業を停止すると明らかにした。同社によると、この決定は同施設での継続的な損失が理由だという。

Delta Corpは、当該カジノが長期間にわたり赤字で運営されていたと説明し、閉鎖がグループ全体の財務状況に重大な影響を及ぼすことはないとしている。

限定的な財務貢献

届出書では、同事業の業績も示された。Deltin Zuriの年間売上高は15.51クロール・ルピー(約155万ドル)で、Delta Corpの連結売上高の2.13%に相当する。一方、純資産はマイナス15.26クロール・ルピー(約183万ドル)で、連結純資産に対して0.62%のマイナス影響となっている。

Delta Corpは、これらの数字からも閉鎖がグループの財務に大きな影響を与えない理由が説明できるとし、赤字事業を停止することで、カジノに関連する継続的な営業損失を解消できると述べた。

GST引き上げがカジノに与える影響

今回の閉鎖は、GST評議会がカジノを含む「罪悪税・超高級品」に対する税率を、従来の28%から40%へ引き上げた決定を受けたものだ。この新たな税制は2024年に導入され、特にゴアのカジノ事業者から強い反発を受けてきた。

事業者側は中央政府に対し、税率引き上げの再考を求め、多くのカジノ事業が財務的に成り立たなくなると警告していた。また、この措置が雇用喪失や観光活動の減少、州全体の歳入低下につながる可能性も指摘していた。

圧力が高まるゴアのカジノ業界

カジノは20年以上にわたり、観光主導型のゴア経済において重要な役割を果たしてきた。この分野は、ホテル、航空、輸送、飲食など幅広い関連産業を支えている。業界関係者は、急激な増税がこうした連携を弱め、観光客の流入に影響を与える可能性があると繰り返し警告してきた。

Deltin Zuriの閉鎖は、新税制の下で事業者がポートフォリオの見直しを進める中、州内のカジノ事業の将来規模に対する懸念をさらに強めるものとなっている。

より広範な戦略見直しの一環

ゴアでの閉鎖は、Delta Corpにとって単発の動きではない。GST引き上げ後、同社が進めているゲーミング資産全体の戦略的再評価の一環である。以前には、ゴア州ダルガルで計画していた統合型リゾートおよびタウンシップ開発プロジェクトの停止も発表している。

このプロジェクトは、200億〜250億ルピー(約2億4,000万〜3億ドル)の投資が見込まれていたが、同社は当時、カジノに対する課税枠組みがより明確になるまで計画を保留すると説明していた。

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