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デジプラス、南アフリカのライセンスを取得

Jenny Ortiz-Bolivar
翻訳者 Hanako Takagi

フィリピン証券取引所に上場するデジタルエンターテインメント企業、デジプラス・インタラクティブは、南アフリカで事業を展開するための規制当局の承認を取得した。

フィリピン証券取引所への開示資料の中で、デジプラスは南アフリカの西ケープ州賭博・競馬委員会から営業ライセンスを取得したことを確認した。同社は、アフリカ大陸最大のオンラインゲーミング市場と位置づける市場への参入態勢が整ったと述べている。この市場は、2025年に49億ドルのゲーミング収益を生み出したと推計されている。

開示資料ではさらに、デジプラスが「3件の事業者ライセンス、すなわち全国製造ライセンス、ブックメーカーライセンス、ブックメーカー営業所ライセンス」の承認を受けたと明らかにした。これらのライセンスにより、同社は製造、ブックメーキング、現地施設でのベッティング運営を含む、南アフリカのゲーミング・エコシステムの複数分野に参入できるようになる。

西ケープ州を管轄する西ケープ州賭博・競馬委員会は、同国のゲーミング業界において中心的な役割を果たしている。デジプラスは開示資料の中で、同地域が2025年の全国iGaming収益の約31パーセントを占めたと述べた。また同社は、「西ケープ州は、透明性の高い規制手続きとデジタル対応力の高さから、デジプラスのような国際事業者にとっても主要な進出先となっている」としている。

南アフリカは、ブラジルへの進出に続くデジプラスの2つ目の海外市場となる見通しで、ブラジルでの商業運営は2026年上半期に開始される予定だ。

現地対応と市場調査が展開の中核に

デジプラスの経営陣は以前から、南アフリカでの本格的な市場投入には時間を要し、現地対応と運営体制の整備に重点を置いた段階的なアプローチを取る考えを示してきた。

2025年11月、デジプラスの社長であるアンディ・ツイは、ライセンス取得後の同社のロードマップを示した。「おそらく私たちも同様のアプローチを採用することになるでしょう。まずライセンスを取得し、その後に現地チームを構築します。さらに、どのような製品提供を行うべきかをより深く理解するために、市場調査も実施しなければなりません」と、同氏は記者団に語った。

ツイはさらに、ソフトローンチは「2027年初頭のどこかの時点」で見込まれると述べ、同社が慎重に市場参入を進めていることを強調した。

同幹部はまた、デジプラスのより広範な海外展開方針についても強調し、同社が意図的に成熟市場を避けていると説明した。「私たちはイギリスやアメリカのような成熟市場には進出しません。参入コストがはるかに高く、競争も非常に激しいからです」と語った。

その代わりに、デジプラスは、自社の強みである現地対応力とデジタルエンターテインメントのノウハウによって競争優位を築ける、新興の規制市場に注力している。

デジプラスの社長アンディ・ツイは、2025年11月にフィリピンのタギッグ市で、SiGMA Newsおよび他の報道機関に対し、同社の拡大計画について語った。(出典:デジプラス)

南アフリカがアフリカのiGaming成長をけん引

デジプラスの南アフリカ参入は、SiGMA アフリカマーケットレポート 2026で示された、より広範な業界動向とも一致している。同報告書は、規制市場である同国を、大陸全体の成長をけん引する主要な原動力と位置づけていた。

SiGMAの報告書によると、規制市場は総収益の約80〜85パーセントを占め、測定可能な消費者エンゲージメントの最大90パーセントを担っている。市場インテリジェンス・プラットフォームのブラスクのデータによれば、南アフリカは昨年、月間収益のピークで推定2億1,560万ドルを記録し、最も近い競合国の3倍を超えた。

南アフリカが大陸内で主導的地位にある背景には、成熟した規制枠組み、高いインターネット普及率、効率的な決済インフラがあり、これらが相まって、事業者が高い利用者参加を持続的な収益へ転換できる環境を可能にしている。

南アフリカはまた、この地域における指標市場として広く見なされている。業界専門家によれば、近隣諸国へ進出する事業者は、しばしば同国のコンプライアンス基準、現地対応戦略、マーケティング手法を踏襲しているという。専門家は、こうした点が、規制下ゲーミングにおける同国の大陸的ハブとしての役割を一段と強めていると述べている。

戦略的拡大が勢いを増す

デジプラスは2025年9月、規制された海外市場への進出拡大戦略の一環としてライセンス申請を行った際、南アフリカ市場に参入する意向を初めて明らかにしていた。

マニラが呼んでいる。そして、その声は決して小さくない。2026年5月31日から6月3日まで、SiGMA アジアが、この地域で揺るぎない存在感を誇る舞台へと戻ってくる。1万6,000人の参加者、3,040社のオペレーター、そして250人超の登壇者が一堂に会する。これは単なる展示会ではない。まさに、点火の瞬間だ。

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