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Kambi、第2四半期売上高が13.5%増 ワールドカップが業績を押し上げ

Manfredi Bertelli
執筆者 Manfredi Bertelli
翻訳者 Hanako Takagi

Kambi Groupは2026年第2四半期に、売上高の増加、コスト管理の徹底、そしてFIFAワールドカップ期間中の力強いベッティング需要を背景に、収益性が大幅に改善したと発表しました。

売上高は前年同期の4,050万ユーロから13.5%増加し、4,590万ユーロとなりました。調整後EBITAは370万ユーロから760万ユーロへと2倍以上に増加し、利益率も9.3%から16.5%へ改善しました。

営業利益は160万ユーロから580万ユーロへ増加し、税引後利益は20万ユーロから340万ユーロに拡大しました。1株当たり利益(EPS)は0.009ユーロから0.128ユーロへ上昇しています。この増益は、4月に発生した運用上の問題に伴うクレジット対応や、FDJ UNITEDおよびLeoVegasのシステム移行による影響があったにもかかわらず実現しました。また、Ontario Lottery and GamingやPMUの新規導入も、第2四半期の売上を下支えしました。

営業費用は3,170万ユーロから3,150万ユーロへとわずかに減少し、同社が進める効率化プログラムの成果が反映されています。6月末時点の純現金残高は3,300万ユーロで、上半期中には自社株買いに810万ユーロを投じました。

6月までの上半期累計では、売上高は9.1%増の8,940万ユーロとなりました。調整後EBITAは83%増の1,330万ユーロ、営業利益は240万ユーロから1,010万ユーロへ増加しました。

ワールドカップの取扱高が10億ユーロを突破

2026年FIFAワールドカップは、第2四半期に78試合が開催され、同期間の最大の事業推進要因となりました。大会全体を通じて、KambiのTurnkey Sportsbookにおけるベット取扱高は10億ユーロを超え、オペレーターのトレーディングマージンは18%を記録しました。また、Turnkey Sportsbookでは1億件を超えるベットを処理したほか、Odds Feed+サービスでも追加のベッティング活動が行われました。

今回の大会は、Kambiの自動トレーディングシステムによって初めて全面的に運営された主要サッカー大会となりました。オッズ設定、市場管理、決済はすべて人手を介さずに実施され、決勝戦だけでも100万件を超えるユニークベットが処理されました。

Kambiによると、第2四半期に同社ネットワークを通じて行われたベット全体の約4分の3は、AIトレーディング技術によって管理されました。このシステムは全仏オープン(ローラン・ギャロス)やウィンブルドン選手権の一部でも活用されており、現在はバスケットボールやアイスホッケーへの展開も進められています。

ワールドカップ期間中のKambi全体の取扱高のうち、北米・中南米を含むアメリカ大陸が約60%を占めました。これは2022年大会の38%から大きく伸びた数字です。同社は、カナダ、米国、中南米におけるパートナーネットワークの拡大が、欧州市場にとって不利だった試合開始時間の影響を補ったと説明しています。また、大会期間中のライブベット全体に占めるLive Bet Builderの割合は22%となり、2022年大会の3%から大幅に増加しました。

Kambiの取扱高指数とオペレーター・トレーディングマージン。出典:Kambi

カナダでの事業拡大が続く

第2四半期中、Kambiは北米での事業展開をさらに拡大しました。同社は、Atlantic Lottery CorporationおよびBritish Columbia Lottery Corporationから、複数州を対象とする新たなカナダのスポーツベッティングサービス立ち上げに必要な技術提供企業として選定されました。この契約は、7州における政府規制下のスポーツベッティング事業を対象としています。

また、7月13日に規制市場が開放されたアルバータ州のオンラインベッティング市場に先立ち、Pure Casino Entertainmentとも提携しました。そのほか、RETABET Groupとは複数年契約によるOdds Feed+提供契約を締結し、4 Bears Casino & Lodgeとの提携もプレイヤーアカウント管理システムの提供まで拡大しています。

最高経営責任者(CEO)のヴェルナー・ベッヒャー氏は、上半期について「Kambiは転換点を迎え、再び成長軌道に戻った」と述べ、製品開発、営業面での進展、そしてAI主導の事業運営への転換がその背景にあると説明しました。

好調な業績とワールドカップ終了を受け、Kambiは通期の調整後EBITA予想を従来の2,000万~2,500万ユーロから、2,300万~2,700万ユーロへ上方修正しました。

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