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Manny Pacquiaoの決済プラットフォーム、iGaming市場へ進出

Jenny Ortiz-Bolivar
翻訳者 Hanako Takagi

ボクシング界のレジェンドであり8階級制覇王者のManny Pacquiaoが手がける決済プラットフォームが、フィリピンのオンラインゲーミング市場に進出した。DigiPlus Interactive Corp.との新たな提携により、「Manny Pay」がベッティングおよびゲームプラットフォームに統合される。

この提携は水曜日に発表され、「Manny Pay」はDigiPlusのエコシステム内における決済レイヤーとして位置付けられる。対象にはBingoPlus、ArenaPlus、GameZoneが含まれる。

パッキャオは今回の統合について、「プレイヤーにより速く安全な資金管理手段を提供するため」と説明し、「ゲーミング資金を迅速かつ安全に扱えるようにしたい」と述べた。

同プラットフォームはTraxion Payによって運営され、Bangko Sentral ng Pilipinas(BSP)の認可を受けている。24時間体制の取引処理に対応し、99.5%の稼働率と即日決済を目標としており、プレイから資金管理までシームレスな体験を提供する設計だ。

また、セキュリティも重要な柱とされており、「BSPの認可を受け、業界標準の暗号化技術とリアルタイム監視により、すべての取引を保護している」と強調された。

フィリピンのゲーミング市場で決済競争が加速

DigiPlus Interactive Corp.にとって今回の提携は、単なるブランド強化にとどまらず、インフラ戦略の一環でもある。同社のエウセビオ・タンコ会長は、「フィリピンのデジタルエンターテインメントが進化する中で、ユーザーは単なるゲーム以上の“物語性のある体験”を求めている」と述べた。

また、AB Leisure ExponentおよびTotal Gamezone Xtremeのジャスパー・ヴィセンシオ社長は、この提携を業界基準を引き上げる一歩と位置付けている。「Manny Pacquiaoのような世界的アイコンとデジタルインフラを結びつけることで、業界の新たなスタンダードを示すことになる」とし、「革新性・ローカル性・信頼性を兼ね備えた世界水準のエンターテインメント提供へのコミットメントを強化する」と強調した。

規制面では、Philippine Amusement and Gaming Corporation(PAGCOR)が、認可事業者に対して準拠した決済チャネルの使用を義務付けている。DigiPlusは、自社プラットフォーム全体の取引がBangko Sentral ng Pilipinas(BSP)認可システムを通じて処理されていると説明した。さらに、すべての認証済みアカウントに対して最大100万フィリピンペソ(約1万6,510ドル)の保証金(シュアティボンド)による残高保護が求められており、ユーザー資金の安全性確保が制度的にも担保されている。

パッキャオブランド、ゲームコンテンツへ拡大

決済機能の統合に加え、今回の提携にはManny Pacquiaoをテーマにした複数のゲームが含まれており、DigiPlus Interactive Corp.の各プラットフォームに組み込まれる予定だ。パッキャオは「これらのゲームは本当にフィリピン人のために作られている。プレイすれば自分の闘志を感じてもらえるはずだ。自分のストーリーを伝える世界水準のエンターテインメントだ」と語っている。

「市場で非常に人気のあるゲームメカニクスをベースにフルラインアップを構築し、それにManny Pacquiaoのアスリートとしての成功ストーリーを忠実に再現したビジュアルを丁寧に組み合わせた」とヴィセンシオ氏は述べた。

規制強化の中での提携

今回の提携は、フィリピンがオンラインゲーミングに対する規制姿勢を強化する中で実現した。政策当局は、より強固な消費者保護と明確なルール整備を推進している。

ヴィセンシオ氏は、責任あるゲーミングが引き続き戦略の中核であると強調し、「この提携はスポーツにおける卓越性とテクノロジーの信頼性を結びつけるものであり、当社のプラットフォームが顧客保護と責任あるゲーミングを中心に構築されていることを示している」と述べた。

また、Manny Pacquiaoも同様の見解を示し、自身の事業とDigiPlus Interactive Corp.との共通目標に言及。「私たちは共に、ユーザーにとって楽しく安全な体験を提供したいと考えている」と語った。

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