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AGA:アメリカ人はスーパーボウルLXに過去最高の17億6,000万ドルを賭ける見通し

Neha Soni
執筆者 Neha Soni
翻訳者 Hanako Takagi

米国ゲーミング協会(AGA)が発表した推計によると、米国では合法的なスポーツベッティングを通じて、スーパーボウルLXに過去最高となる17億6,000万ドルが賭けられる見込みだという。AGAは、この金額がスーパーボウルにおける合法賭博として史上最大になると述べている。

AGAの会長兼CEOであるビル・ミラー氏は、NFLの年次最大イベントが、ベッターの間で前例のない関与を引き続き生み出していると語った。「スーパーボウルほどファンを一つにするイベントは他にありません。この記録的な数字は、アメリカ人が体験の一部としてスポーツベッティングをどれほど楽しんでいるかを示しています」とミラー氏は述べた。「合法で規制されたスポーツブックを選ぶことで、ファンは楽しみながら、安全で責任ある市場を支えています。」

AGAによるスーパーボウルLXの賭博額推計は、過去のスーパーボウルの賭博データ、州規制当局の開示情報、そして広範な市場動向に基づいており、米国内で行われた州規制下の合法的なスポーツベットのみを対象としている。

業界予測もおおむね一致

今週初めには、合法スポーツベッティング事業者の連合体であるスポーツ・ベッティング・アライアンス(SBA)が、業界誌『Legal Sports Report』と共同で、米国のスポーツブックを通じて約17億1,000万ドルがスーパーボウルに賭けられると予測した。両者の予測には若干の差はあるものの、市場拡大と消費者参加の増加に支えられた、規制下スポーツベッティングの継続的な成長を示している点では一致している。

予測市場が存在感を拡大、AGAは懸念を表明

今年は、イエス・ノー形式の結果に基づく契約取引を可能にする主要な予測市場プラットフォーム「Kalshi」が関与する、2回目のスーパーボウルとなる。予測市場は連邦レベルで規制されており、従来のスポーツブックとは異なる仕組みで運営されている。

一方でAGAは、スーパーボウルの賭博額推計と同時に、新たな消費者調査の結果を公表した。それによると、予測市場プラットフォームは、スポーツベッティングを娯楽ではなく投資の一形態として提示することで、消費者に混乱を生じさせており、しかも州のスポーツベッティング規制の枠組み外で運営されているという。

調査では、スポーツイベント契約の利用者の78%が、プラットフォーム上の紛争解決に州の規制当局が関与できると考えていることが判明した。しかし、予測市場は州のゲーミング当局による規制を受けていない。AGAは、この誤解が監督体制や消費者保護に関する不透明さを浮き彫りにしていると指摘した。

(出典:NFL)

昨年、ラスベガスで開催されたグローバル・ゲーミング・エキスポ(G2E)では、Kalshiのようなプラットフォームが州および部族規制下のスポーツブックに与える影響について討論が行われた。その場でAGAのCEOであるビル・ミラー氏は、これらの影響に対して強い警告を発した。「AGAと加盟各社は、あらゆる戦線で動員を進めています。彼らは、私たちが支える地域社会、保護すべき顧客や消費者、そして私たちが守ってきた基準を脅かしています」とミラー氏は述べた。

成長を続ける中でニューヨーク州が首位に

予測市場が堅調な成長を見せる一方で、従来型のスポーツブックによるベッティングも、特に成熟市場では底堅さを保っている。ニューヨーク州では2025年に263億ドルが賭けられ、前年から約15%増加した。暗号資産・ビットコイン系カジノプラットフォームのGamdomが実施した調査によれば、同州は米国で一人当たりのスポーツベッティング支出が最も高い州の一つとされている。昨年合法スポーツベッティングを開始したミズーリ州は、今回初めてスーパーボウルの賭博額に寄与することになる。

スーパーボウルを巡る広告動向

Fanatics Sportsbookは、今年のハーフタイムショー中に初のスーパーボウル広告を放映することを確認した。一方、最新の動きとして、NFLは2月8日のスーパーボウル放送における広告の「禁止カテゴリー」に予測市場のコマーシャルを追加した。これにより、予測市場運営事業者の広告はスーパーボウル中に放映されないことになる。この決定は、Front Office Sportsが最初に報じた。

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