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日本の夢洲第2期RFP、大阪で始動

Neha Soni
執筆者 Neha Soni
翻訳者 Hanako Takagi

日本では、約1兆円(62億ドル)規模のプロジェクトに向けた入札が開始されました。大阪府・大阪市は、MGM大阪の建設予定地となる人工島・夢洲における第2期開発について、正式に提案依頼(RFP)プロセスを開始しました。大阪府・大阪市は、2025年大阪・関西万博の跡地を、将来開業するMGM大阪統合型リゾートと一体となる新たな国際観光・エンターテインメント拠点へと再開発するため、開発パートナーを募集しています。

大阪府・大阪市は7月3日(金)、日本・大阪湾の人工島「夢洲」にある42ヘクタール超の商業開発用地を対象とした夢洲第2期開発プロジェクトについて、二段階の公募選定方式による提案募集を開始したと発表しました。

このプロジェクトは、夢洲に関する大阪の長期ビジョンを実現する重要な取り組みであり、「夢洲第2期エリアマスタープラン Ver.3.0」の策定完了を受けて進められるものです。同計画では、2025年大阪・関西万博で使用された用地を、日本を代表する観光・エンターテインメント・ビジネス拠点へと再開発する方針が示されています。

大阪、夢洲第2期開発の事業者を募集

募集要項では、大阪府・大阪市が、夢洲第2期開発区域の大規模再開発を担う事業者を選定します。ただし、大阪ヘルスケアパビリオンのレガシー事業用地および整備予定の記念公園エリアは対象外となります。

売却対象となる開発用地は、商業および国際観光用途に指定された約42万62平方メートルです。さらに、約4,011平方メートルについては賃貸方式で提供されます。

大阪府・大阪市によると、選定された事業者には、統合型リゾート区域にとどまらず夢洲全体の経済・観光効果を拡大し、大阪ベイエリア全体の発展を牽引するとともに、日本のアジア有数の観光立国としての地位をさらに強化する成長拠点の形成が期待されています。

大阪府・大阪市は、「夢洲第2期エリアでのまちづくり効果を周辺地域へ波及させ、大阪の成長・発展を牽引する東西軸上の一大拠点形成に貢献することを目指しています」と述べています。

二段階で実施される夢洲第2期RFP

夢洲第2期RFPは、二段階の審査方式で実施されます。第1段階では、応募者から提出された開発コンセプトや土地利用計画を評価します。外部有識者で構成される選定委員会が、マスタープランで定められた基準に基づいて提案内容を審査し、優れた提案を選定します。

第1段階を通過した応募者のみが第2段階へ進み、価格提案による競争方式を通じて優先交渉権者が決定されます。

落札者は、2026年9月14日に公表予定の最低売却価格を上回る最高額の有効入札価格を提示する必要があります。提案書の受付期間は2027年1月12日から1月15日まで、第1段階の審査は2027年2月上旬、最終的な価格審査は2027年2月17日に実施される予定です。

夢洲第2期がMGM大阪の成長計画を後押し

夢洲第2期開発プロセスの開始は、島全体を中心とした大阪の大規模再開発戦略における重要な節目となります。夢洲ではすでに、MGM Resorts International、オリックス株式会社、日本企業のコンソーシアムによる総事業費1兆5,100億円(93億3,000万ドル)のMGM大阪統合型リゾートが建設中です。同リゾートは2030年の開業予定を維持しており、日本初のカジノを含む統合型リゾートとなる見込みです。

大阪府・大阪市はこれまで繰り返し、第2期開発は統合型リゾートと相乗効果を生み出し、その長期的な経済効果を最大化するとともに、2025年大阪・関西万博のレガシーを継承する補完的な開発であると説明してきました。

大阪府知事の吉村洋文氏も以前、MGM大阪と夢洲第2期の一体開発により、アジアをはじめ世界各地から日本へ観光客を呼び込む世界水準の観光・エンターテインメント拠点が誕生するとの見方を示しています。

マスタープランは2025年大阪・関西万博のレガシーを反映

今回の募集開始は、行政機関、経済団体、万博関係者による長年の協議と計画策定を経て実現したものです。当初の夢洲第2期構想は複数回のマスタープラン改訂を経て見直され、2026年6月にVer.3.0として最終決定されました。

最新版の計画には、「2025年日本国際博覧会成果検証委員会」の提言が反映されており、レガシーインフラ、将来の観光施設、万博資産の継続活用に関する内容も盛り込まれています。

再開発ビジョンでは、万博のレガシーを継承しながら、エンターテインメント、先端技術、持続可能性への取り組み、商業開発を融合させた国際観光拠点の形成を目指しています。

選定を前に過去の応募グループが統合

今回のRFP開始は、これまで開発提案を提出していた2つのコンソーシアムの統合に続く動きとなります。大林組と関電不動産開発株式会社がそれぞれ率いる2つのグループは、5月に次段階の再開発プロセスへ向けて協力することで合意したと発表しました。

両コンソーシアムが以前提出した構想には、高級ホテル、エンターテインメント施設、水上アトラクション、モータースポーツ施設、商業施設、大規模イベントインフラなどが含まれていました。

地元の経済団体の多くは、約1兆円(62億ドル)の投資が見込まれるプロジェクトには統一されたビジョンがより適しているとして、両グループの統合案を支持しています。

夢洲第2期の事業者募集は、夢洲を国際的な玄関口へと発展させる広範な取り組みの一環でもあります。日本政府は最近、MGM大阪の開業を見据え、海上アクセスを向上させるため、夢洲に新たなフェリー・クルーズターミナルを整備する計画を明らかにしました。

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