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2026年1〜5月のマカオのゲーミング税収、約15%増加

Neha Soni
執筆者 Neha Soni
翻訳者 Hanako Takagi

マカオのゲーミング税収は、財政局が公表したデータによると、2026年最初の5か月間で425億2,000万パタカに達し、前年同期比14.6%増となった。

この総額は、マカオ政府が設定した年間ゲーミング税収目標の46%に相当し、公共財政におけるゲーミング産業の重要性が引き続き高いことを示している。

ゲーミング税が政府歳入の約85%を占める

5月31日までの5か月間で、ゲーミング税収は政府歳入全体の約85%を占めた。2023年1月1日に発効したマカオの10年間のゲーミング・コンセッション制度の下では、カジノ事業者は総ゲーミング収益(GGR)に対して40%の税率を負担している。マカオ政府の2026年度予算では、年間ゲーミング税収を927億パタカと見込んでいる。

マカオの5月GGRは226億1,000万パタカ

ゲーミング監察協調局(DICJ)の統計によると、マカオの5月の総ゲーミング収益は226億1,000万パタカとなった。月間収益は4月の198億9,000万パタカから13.7%増加した。2026年最初の5か月間の累計GGRは1,083億8,000万パタカで、前年同期比10.9%増となった。

5月のゲーミング税収は76億5,000万パタカで、4月比15.6%減少した。一方、1月から4月までにマカオ政府が徴収したゲーミング税収は348億7,000万パタカで、2025年同期比16.8%増加している。

アナリストは2026年のマカオGGR成長を予測

CBREエクイティ・リサーチは、2026年のマカオGGR成長率を8.3%と予測している。この予測は、2025年の総GGRが2,474億パタカに達した実績を踏まえたものだ。CBREは、消費需要、訪問者数の増加、マスマーケット向けゲーミング部門の成長を、収益拡大を支える要因として挙げた。

一方、S&Pグローバル・レーティングは、2026年のマカオGGR成長率を3%〜7%と予測している。同社は、訪問客増加とプレミアム・マスマーケット需要がカジノ事業者を支えるとする一方、中国の消費支出環境は引き続き注視すべき要因だと指摘した。

CreditSights、非ゲーミング収益の課題を指摘

CreditSightsのレポートによると、マカオの非ゲーミング部門は引き続き拡大しているものの、今後の成長は観光客1人当たり支出よりも訪問者数の増加に依存する可能性が高い。

同社は、中国経済の成長鈍化によって、観光需要やゲーミング活動が増加しても、非ゲーミング分野の平均支出拡大には制約が生じる可能性があると分析した。

またCreditSightsは、短期的にマカオの1人当たり非ゲーミング支出が大幅に伸びるとは予想していない。背景として、中国が2026年の経済成長率目標を4.5%〜5%へ見直したことを挙げている。2023年から2025年までは「約5%」を維持していた。

マカオ、非ゲーミングGDP目標を2030年へ延期

マカオは、非ゲーミング産業が域内総生産(GDP)の約60%を占める目標時期を、2028年から2030年へ延期した。修正後の日程は、今週公表された「マカオ経済社会発展計画(2026〜2030年)」の意見募集案に盛り込まれた。

目標自体に変更はないが、達成期限が2年間延長された。今回の見直しは、ゲーミング収益が引き続き政府収入と経済活動の大部分を占める中、マカオの長期的な経済多角化戦略を調整した結果である。

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